【学習】PM試験に向けて - ステークホルダー管理
2021年10月の情報処理試験で、プロジェクトマネージャを受験したいと思っています。
今回はステークホルダー管理についてのメモを。
ステークホルダーとは、プロジェクトにおける利害関係者のこと。プロジェクトの内外に存在します。プロジェクトオーナーや顧客もそうですし、PM以下プロジェクトチームのメンバーもそうですね。
なのでステークホルダー管理とは、要は、プロジェクトの中だけでなくプロジェクトの外で影響を受ける人たちも洗い出したうえで、体制図を整理しましょうというものです。
ステークホルダー管理は以下の流れで行います。
- ステークホルダーの特定
⇒ 「ステークホルダー登録簿(※)」を作成する。
※ 各ステークホルダーのプロジェクトに対するスタンスをマトリクスで整理したもの。
・関与度合い
・影響度合い(潜在的影響も含む)
・プロジェクトに対する期待やニーズ - ステークホルダー・エンゲージメントの計画
⇒ 各ステークホルダーが効果的にプロジェクトに関与してくれるよう、ステークホルダー登録簿に基づき、各ステークホルダーとのコミュニケーション計画を策定する。 - ステークホルダー・エンゲージメントのマネジメント
⇒ 各ステークホルダーの期待やニーズを満たし、各ステークホルダーに効果的な関与をしてもらうために、コミュニケーションを取りつつ議論する。 - ステークホルダー・エンゲージメントの監視
⇒ プロジェクトと各ステークホルダーの関係を監視し、計画通りに各ステークホルダーが効果的に関与してくれているかをチェックする。
よく聞く失敗談に、関与度は低いけど影響度が高いステークホルダー(社長とか、権力を持った役員とか)の扱いをおざなりにしてしまい、最後にプロジェクトをひっくり返される…というものがありますが、これは1~4の流れがしっかりとできていないことによるものですね。