【豆知識】スタンフォードの自分を変える教室 - 意志力を高めるには
「スタンフォードの自分を変える教室」という本を読んだ時のメモです。意志の力(=意志力)を高める方法を科学的分析したというもので、いわゆる精神論的な本とは一線を画す内容でした。
意志力とは、決断/判断する力、やると決めたことをやり通す力(誘惑に負けて、漫画を読んだりテレビを見たりしない力)です。何かしらの決断/判断を行うたびに消耗していきます。
一日の間、意志力をしっかりと保つためには、「意志力を一日の途中で回復させる」「意志力のそもそもの保有量を高める」の2点が必要です。それぞれのやり方をまとめています。
いくつかは今でも実践していますが、読み返すと最近やってないな…というものもあり。改めて自分の生活を見直してみたいと思います。
【意志力を一日の途中で回復させる方法】
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リフレッシュする(ストレスを減らす)
⇒ 1日に5分程度の瞑想やグリーンエクササイズを行う
⇒ 5分の間、呼吸のペースを1分間に4~6回に抑える
⇒ 家族や友人と過ごす
⇒ 笑顔を保つ
⇒ スポーツや散歩を行う
⇒ 読書をする
⇒ 音楽を聴く
⇒ クリエイティブな趣味の時間を持つ(私の場合は書きもの)
※ ストレスが高いと人は気が散る ⇒ 気が散ると意志力は低下する
※ ゲームやテレビ、インターネットはリフレッシュには繋がらないので注意 - 空腹を避ける
⇒ 三食しっかり摂る
⇒ 適宜、間食する(甘いものが効果大) - 姿勢を良くする
⇒ 背筋を伸ばす
⇒ 足を組まないで揃える - その他
⇒ 疲労や意志力の限界を感じても、実際にはまだ余力があることを知る
【意志力の保有量を高める方法】
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脳を活性化させる
⇒ 睡眠を十分とる(6時間以上は必須)
⇒ 楽しいことを想像してから脳を活性化させ、本題に取り組む
⇒ ありのままの自分が最高の自分であることを望む
⇒ 将来の自分が素晴らしい人間になっていることを想像する
⇒ 自分にプライド・誇りを持てる行動を心掛ける
※ モラル・ライセンシング(悪いことをご褒美だと勘違いする)を防ぐ
※ プライドを持った行動は、意志力の保有量を増加させる - 自分の行動を振り返る
⇒ 1日の終わりに、目標を達成する/妨げる選択をどれくらいしたか
⇒ 失敗をしたとしても、自分に対して思いやりを持つ(自己批判しない)
⇒ 失敗をした時はその際の様子を振り返り、成功するための行動を考える
⇒ 嫌なことを「考えないようにする」ことはやめる
※ 自分への思いやりは責任感・モチベーション・自制心・意志力を強化する
※ 嫌なことを「考えないようにする」のは不可能(皮肉なリバウンド効果)
※ 様々な自己を受け入れ、考え方を変えることが自己コントロールである