ポンすけのブログ

アラフォーのSEです

【学習】PM試験に向けて - 資源管理

2021年10月の情報処理試験で、プロジェクトマネージャを受験したいと思っています。

今回は資源管理についてのメモを。

 

前提として、「資源」が指す範囲が、PMBOK情報処理試験で違うので、そこがまずは注意点になります。

 

PMBOKにおける範囲としては、「資源」は、「ヒト」と「モノ」の2つを指します。

「ヒト」の方は、いわゆるプロジェクトチームの体制作りですね。「モノ」の方は、ハードウェア等の装置だけでなく、プロジェクトを進めるための執務室や会議室、そこに配置する机や椅子…などなど、色々必要ですね。リモートワークが進み始めた昨今であれば、各メンバーに配布するためのノートPCやWiFi機器などもそれに当たるでしょうか…。

 

一方で、情報処理試験における範囲としては、「ヒト」だけです。なので、ここでは「ヒト」の観点のみで記載していきます。

 

資源管理は以下の流れで行います。

  1. 資源マネジメントの計画
    ⇒ プロジェクトの組織図・体制図を作成する。各要員をいつどのように獲得していくか、という獲得に向けた段取りを計画する。

  2. アクティビティ資源の見積り
    ⇒ プロジェクト期間中、具体的にどんなスキルを持ったメンバーが、どのタイミングで何人必要となるかを見積もる。
    RBS(資源ブレークダウンストラクチャー)がアウトプットになる。一般的には↓のようなものだが、情報処理試験では左端のメンバーの箇所がイメージできれば良し。

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  3. 資源の獲得
    ⇒ メンバーを実際にプロジェクトへアサインする。これにより、計画時に策定したプロジェクト体制図にByNameが記載される。
    ⇒ 今後アサインする予定のメンバーなどは、「資源カレンダー」でいつからアサイン可能かを管理する。

  4. チームの育成
    ⇒ スキル不足のメンバーに対して、教育やトレーニングを行う。若手に向けたOJTなども適宜実施する。
    ⇒ チームの一体感を醸成するための飲み会の開催なども、これに該当する。

  5. チームのマネジメント & 資源のコントロール
    ⇒ チームメンバーのアウトプットをウォッチし、上手くいっていないメンバーがいれば、フォローや要員交代を検討する。
    ⇒ 病気や退職などを理由にした急な離任などへの対処も、これに該当する。
     

まあ、プロジェクト管理時に最も悩まされる問題と言っても過言ではないですよね…。