【豆知識】情報ダイエット仕事術
情報ダイエット仕事術、という本を読んでみました。確かに…と思うことが結構あり、それらをメモしておきます。
- 仕事の先送りややる気の低下は、怠惰だからという理由で生じるのではなく、多くの場合時間が無いと焦っている時の自然な反応である
→ これを防ぐには、「休む時間はちゃんと用意しているから今は頑張ろう」と思えるような時間のバランスを作ることが大切
→ 「幸運な人、それは自分によい分け前を用意しておいた人のことだ」by ローマ皇帝マルクス・アウレーリウス『自省録』
→ 焦った時は、「どこからはじめようか」の口癖を。 - マルチタスクは効率が悪い。実際には2つのタスクをお手玉の要領で高速に切り換えているだけ。人間は思考を伴う作業を一度に2つ以上行うことはできない。
→ シングルタスクをつなげることを徹底する。 - 15分以上かかる作業は、短期記憶の範囲からはみ出している。
→ ある程度の見通しをたててから取り掛からないと、あとから無駄な作業をしていることに気付いたり、効率の悪い作業の繰り返しに陥ってしまう。 - 「NO」と言わずに「NO」と言う方法。
・「割り当てられる時間があれば引き受けますが、ちょっと確認します」
・「いいですが、~の作業が後回しになります。よろしいですか?」
・「~までならできます」と条件付きにする。
→ 大事なのは、単にイヤだから「NO」と言っているように受け取られないこと。 - 抵抗勢力への対応としては、必要に応じて妥協をし、なるべく回避する方法を考えるほうが生産的。
→ 目標は自分の意志を通すことではなく、あくまで生産性を上げること。 -
知的なインプットは、実践や試験といったアプトプットを同時に行うほうが
はるかに効率的である。→ 準備は忘れて、とにかく始めてみる。トライ&エラーで進むほうが手っ取り早い。
→ 質よりも量を求められた人のほうが、量よりも質を求められた人よりも、量も質も双方が上回った、という実験結果もある。「質は問わない」という前提が、失敗を恐れずに行動を起こすモチベーションを支え、また数をこなすことで素早く成長できたと考えられる。 - 比べるべきは他人ではなく、過去の自分である。
→ どんなに表面的には自信を持っているように見える人でも、外からは理解できない劣等感を相手に生涯闘っているものだ。 - 偉大な生き方 by 内村鑑三『後世への最大遺物』
・どれだけ自分に打ち克つことができたか
・どれだけ自分の才能を開拓できたか
・どれだけ人のために何かをできたか